抗がん剤で脱毛した私の医療用ウィッグの購入体験記です これから購入される方の参考になれば幸いです

ウィッグには色々な種類があり、どれを選べばよいのか迷ってしまいます。ネットで知らべた事、販売員さんからお聞きしたことをまとめてみました。これからウィッグを購入される方の参考になればと思います。

店舗で買う?ネットで買う?

ウィッグについて知っておこう!

ウィッグには大きく分けて医療用ウィッグとファッションウィッグがあります。抗がん剤を投与された若い方のブログでは、ファッションウィッグで十分だと言うお話が多いように思います。最近はファッションウィッグでも、医療用としても使えるものもありますので、よく違いを確認して購入するようにしましょう。

医療用ウィッグとファッションウィッグの違い

医療用ウィッグ ファッションウィッグ
頭皮が直接あたることを前提に制作されています 髪の毛があることを前提に制作されています
裏側の素材が頭皮にやさしく、通気性が良いなど、頭皮に負担が少ないように考慮されています

医療用ウィッグの裏面

髪の量が少なかったり、もみ上げや襟足が短い場合があります
アジャスターが付いていないものもあるので、注意が必要です

ファッションウィッグの裏面

おしゃれのバリエーションを得ようとすると、オーダーなどになりコスト高になります おしゃれのバリエーションを気軽に楽しめます
全体的にお値段が高くなります 全体的にお安く購入することが出来ます
医療用ウィッグの安心・安全マーク

Medウィッグマーク

医療用ウィッグにも、他の製品と同様にJIS規格があります。
直接頭皮に接触するネット部、スキンベース部、インナーキャップ部等のパッチテストによる皮膚の刺激数・ホルムアルデヒドや、選択による堅ろう度、汗による堅ろう度の性能や試験方法などを細かく定められています。

これらの基準を満たした製品だけが「Med・ウィッグマーク」の使用を認められています。

ウィッグの作り方の違い

ウィッグには既製品、セミオーダー品、フルオーダー品があります。お値段や品質、手元に届く時間などに違いがあります。

既製品 1万円から10万円

■スタイルがある程度決まっているので、自分に合うスタイルを選びます。
■サイズ調整が出来ないものがありますので、必ず確認してください。
■比較的安価なものからあります。
■購入した日から使うことが出来ます。

セミオーダー品 3万円から30万円

■スタイルや毛質など、いくつかの選択肢の中から選ぶことが出来ます。
■メーカーによりシステムや納期が違うので、前もって確認が必要です。
■フルオーダー品に比べると安価で、フルオーダーに近い満足感が得られます。

フルオーダー品 30万円から80万円

■頭の型どりをして、スタイルや色、毛質などを自由に選べ、希望通りのヘアスタイルのウィッグが出来ます。
■自分の頭の形をとって合わせているので、フィット感があります。
■価格は高めになります。
■手元に届くまでおよそ1から3ヶ月かかるので、作る時期を考慮しましよう。

料金はおおよそのものですので、メーカーに確認の上ご購入ください

 

髪質の違いと特徴

ウィッグの髪質には人工毛(合成繊維)、ミックス、人毛があります。それぞれの特徴と把握して選びましょう。

人工毛(合成繊維) ■アクリル系またはポリエステル、ポリアミドなどでいます
■人毛より軽く出来ています
■スタイルがくずれにくい

■熱や摩擦に弱いので、パーマやカラーの変更は出来ません
■てかり感があります
■耐久性にやや欠けます
ミックス
(人工毛プラス人毛)
■人毛と人工毛をミックスして作られています
■洗ってもスタイルキープが出来ます
■カットアレンジが出来ます
■後からパーマやカラーの変更は出来ません
■人毛の部分が色あせすることがあります
人 毛 ■特殊加工した人の髪の毛です
■自然な質感を楽しめます
■ドライヤーでセットしたり、パーマやカラーを変更することが出来ます
■色あせはカラーを施せば大丈夫です
■セット、お手入れに手間がかかります
■洗うとスタイルが保持出来ません
■色あせや枝毛などのダメージを受けることがあります

人工毛が進化してますよ!

通常、人工毛は耐熱ではないのでドライヤーやヘアアイロンがかけられません。しかし、最近は耐熱性のある人工毛も出てきていますので、ドライヤー・ヘアアイロンが使用できる物もあります。

ネット購入と店舗購入のメリット・デメリット

ウィッグの価格は、作り方や毛質などによって異なります。数千円のものから数十万円のものまでさまざまです。ネット購入と店舗購入のメリット・デメリットを比較してみました

  ネット購入 医療用ウィッグ 販売店購入
価 格 ■数千円から購入が出来る
■ファッションウィッグも多いので注意が必要です
■3万円から80万円と幅が広い
サイズ調整 ■アジャスターが付いていないものもあります ■ほとんどアジャスター付です
■メーカーにより手縫いで調節してくれる所もあります
試 着 ■無料試着が出来るところもありますが、試着できないところも多いです ■店舗まで行く必要がありますが、試着はほとんど出来ます
ウィッグのカット ■一部カットを無料でしてくれる所もありますが、出来上がりがイメージと違う可能性もあります ■販売店に美容室が併用しているところは、希望を聞きながらカットしてくれます
抗がん剤前自毛のカット ■対応していません ■販売店に美容室が併用の場合は、無料でカットしてくれる所が多いです
購入後のお手入れ ■対応していません ■1年間は無料でお手入れしてくれる所が多いです
購入方法 ■ネットで購入できるので、手間がかからず手に入ります ■店舗に行って、試着、カットなど、手間がかかります

ウィッグを購入するときの注意点をこちらにまとめてみました

 

もっと知りたい!! ウィッグの裏側

私が購入したウィッグで医療用ウィッグの機能を説明します。頭皮に当たるとてもデリケートで重要なところで、私が一番気になっていたところです。メーカーにより違いがありますので、すべての機能が付いているわけではありません。参考にしていただければと思います。

私のウィッグはこんな感じです。正面・横・上

ウィッグを裏返した状態 前から 横から 上から

ウィッグを裏返した状態 前から 横から 上から

まずは試着をしてみよう!!

ネットで購入する方、販売店で購入する方いらっしゃると思いますが、まずは手にとって見ることが一番だと思います。ウィッグを手にとって、試着してみると違いが色々わかります。軽い気持ちで試着してみましょう。

ネットで無料試着をしているサイトのご紹介

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* お役立ちヒント *

無料試着体験

無料試着できるサイトを集めました

ライツフォル

1つのスタイルで、スタンダードタイプ(人工毛)、ハイグレードタイプ(人毛ミックス)の2種類が届きます。グレードの違うものを比べられるので便利です

試着のお申し込み手数料 無料
自宅への送料 無料
試着後の返送料 無料

 

無料試着体験

リネアウィッグ・プラチナム

ご自宅試着対象ウィッグより2点まで申し込みが出来ます

試着のお申し込み手数料 無料
自宅への送料 無料
試着後の返送料 お客様負担

 

無料試着体験

私元気

一度購入後に手続きをして、返金の流れになります

返品・交換手数料100円(税抜)
往復の送料 お客様負担

 

無料試着体験

ヘアダイレクト

一度購入後に手続きをして、返金の流れになります。

ストーリー手数料 
交換の場合…1,000円
返品の場合…2,000円
レミー手数料   
交換の場合…1,500円
返品の場合…3,000円
返送時の送料 お客様負担
返金の振込み手数料 お客様負担

 

店舗により、返品の手続きが違います。返品手続きをよく読んで試着申し込みをしてください。

 

* お役立ちヒント *

就寝時に大活躍

寝具に抜けた髪がたくさん付いていると、起きた時とても落ち込みます。そんなときの強い味方!使い捨てのヘアーキャップはそんなストレスを軽減してくれます

 

* お役立ちヒント *

かわいい帽子で

頭皮のためにも室内でのんびりする時は、ゆったりしたお気に入りの帽子で過ごしましょう

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夏は涼しく!!

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